動脈硬化ドック

動脈硬化ドック

日本人のライフスタイル(特に食生活)の欧米化に伴い、動脈硬化を原因とする疾患の罹患率は顕著に増えています。動脈硬化は血管の糖化現象と言えます。血管は加齢による影響を最も反映する臓器です。人の生物としての老化度は血管に集約されるという考えもあります。
血管の老化現象である動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳卒中など生命を脅かす重篤な疾患の発生が現実のものとなってしまいます。そして、これら血管の疾患は普通に元気に暮らしている人にある日突然襲いかかります。
いわゆる突然死の原因になるのは殆ど全て動脈硬化に起因する血管病です。 つまり、動脈硬化は、その発症を予防し、症状の進行を抑えることがもっとも大切なのです。
Dクリニックでは、動脈硬化の度合いを、血管の硬さ、血管壁の厚さ、血液の酸化度、そして血液検査によって評価します。病的なレベルに達してしまっている方には必要な治療を、病的なレベルではないけれども動脈硬化が進んでしまっている方、動脈硬化予防をしたいという方には予防医療の側面からの施策をご提案いたします。

検査内容と費用

<検査内容>
•身体計測、血圧測定、血液検査、尿検査
•頚動脈超音波検査(エコー検査)
•動脈硬化度検査(CAVI検査)
•活性酸素・フリーラジカル検査

血圧測定、血液検査(血中コレステロール値)、血糖値の検査

動脈硬化のリスクファクターである高血圧・高血糖(糖尿病)・脂質異常症などを確認します。

頚動脈超音波検査(エコー検査)

心臓と脳をつなぐ頸動脈にプラークや狭窄など、動脈硬化性変化が発生していないかをチェックします。 ベッドに仰向けになり、首にゼリーを塗って超音波のプローブをあてて検査します。痛みはなく、所要時間は10分程度です。

動脈硬化度検査(CAVI検査)

手足の血圧と脈波速度を測定し、末梢血管のつまり具合と動脈の硬さを測定します。ベッドに横になり、胸部と両手首にベルトを装着して、左右の上腕部と左右の足首の血圧および脈波速度などを同時に測定します。所要時間は10分程度です。

活性酵素・フリーラジカル検査

活性酸素・フリーラジカルによって遺伝子がダメージを受けると動脈硬化やがんなど、さまざまな疾患の発症リスクが高くなることがわかっています。活性酸素・フリーラジカルによる損傷の程度や、過剰な活性酸素・フリーラジカルを消去する力を測定します。食事や生活習慣を見直すためのパラメータとして、また、病気の治療中に回復状況をモニターするのにも非常に有効です。 採血のみで検査ができ、所要時間は5分程度です。

以下、検査内容の説明です。


実施日 月・火・水・木・金・土
費用 33,000円(税込)
所要時間 約30分

北青山Dクリニックの人間ドック提携・紹介先医療機関

北青山Dクリニックでは、追加治療や精査が必要であると判断した患者様方については、以下の医療機関へご紹介しております。他に受診希望の医療機関がある場合でも、ご案内が可能ですのでお気軽にお申し付けください。

  • ・東大医学部附属病院
  • ・慶応義塾大学病院
  • ・虎の門病院
  • ・JR東京総合病院
  • ・日本赤十字医療センター
  • ・三楽病院
  • ・NTT東日本関東病院
  • ・心臓血管研究所附属病院
  • ・榊原記念病院
  • ・がん研有明病院
  • ・国立がんセンター
  • ・三井記念病院
  • ・帝京大学医学部付属病院
  • ・名古屋大学医学部附属病院
  • ・日本大学病院
  • ・北里大学北里研究所病院