50代女性 アメリカから来られた患者さんvarixlaser

今回は、アメリカ人の患者さんの治療経過を紹介します。

※治療の特徴・リスク・費用はこちら

◆性別:女性

◆年齢:50歳

◆部位:左下肢大伏在静脈瘤(SMV)

◆機種:高周波(RF)アブレーション

手術前              10日後

1-11-1

10年以上前に深部静脈血栓症に患い、その後長い間、静脈瘤に悩んでいました。

患者さんの足の痛みが強く、アメリカ人の皮膚科の先生の治療を受けているのに良くならないとのことで、
治療を希望してご来院されました。

深部静脈血栓症の後にできる静脈瘤は治療ができない厄介な場合が多いのですが、
診察したところ問題なく血管内治療が実施できそうだったので、
最新の保険治療器である高周波アブレーションを実施しました。

術後1週間後、潰瘍が改善傾向にあり、痛みが消え、患者さんが本気で喜んでくれました。

英語でのやり取りで、細かなニュアンスが伝わっているか不安なところもあったので、経過が良くてほっとしています。

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◆治療のリスク・費用◆
50代女性、血管内照射タイプのレーザーによる治療

(特徴・リスク)
CEAP重症度分類は平均2.5程度です。
日常生活で不便を感じることが多い世代です。
運動圧迫療法の励行が必要な場合が多くあります。

(治療費用)
保険適用レーザー
総額で25,000円(1割負担)~80,000円(3割負担)/片脚。

自費レーザーなど
総額が250,000~350,000円(税別)/片脚。

監修医師

院長名 阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴

1993年 東京大学医学部医学科 卒
1993年 東京大学医学部附属病院第一外科勤務

虎ノ門病院麻酔科勤務
1994年 三楽病院外科勤務
1997年 東京大学医学部腫瘍外科・血管外科勤務

2000年 北青山Dクリニック開設

所属学会 日本外科学会
日本血管外科学会
日本消化器外科学会
日本脈管学会
日本大腸肛門外科学会
日本抗加齢学会