下肢静脈瘤2000nmレーザー治療・満足度調査の結果doctor-blog

2014年初夏に1470nmレーザーと高周波(ラジオ波、RF)による治療が相次いで保険認可されました。それまで唯一保険適用されていた980nmレーザーは術後の痛みが強いことが問題でしたが、これら2つの治療機器は痛みが軽減される上に治療効果も向上しているため、多くの医療機関が導入を始めています。

北青山Dクリニックでは、2005年からその時々の最高機種を用いて下肢静脈瘤治療を手掛けてきました。その立場から、これら2つの機器はもちろん、最高波長2000nmレーザーも高品質の治療として提供し続けています。2000nmというのは治療効果を示す水吸収率が現存レーザーの中で最も大きいとされています

また、患者さんの治療に対する満足度調査を定期的に実施し、患者さまの評価に耳を傾け反省するようにしています。

そしてこの度、波長2000nmレーザーで治療を受けていただいた方々の治療満足度調査を実施しました。

自費診療である2000nmレーザー治療を選択するというのは、経済的負担が大きくても時間的・身体的な負担の軽減を希望されたということですので、医療サービス・治療内容・そして治療結果に対して厳しい眼を持つ傾向にあります。過去の調査でも厳しく意見を書いてくださる方が多かったので、今回の結果には大変注目しました。

結果は、大変満足ないしは満足の方々を合わせると100%(アンケート回収率は約30%、無回答の方1名を除く)という、過去の調査の中では最高の成績で、予想以上に良好なものでした。

この結果に慢心することなく、今後もさらに負担が少なく治療効果が優れた治療法を開拓していきたいと思います。

アンケートにご協力していただいた方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

監修医師

院長名 阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴

1993年 東京大学医学部医学科 卒
1993年 東京大学医学部附属病院第一外科勤務

虎ノ門病院麻酔科勤務
1994年 三楽病院外科勤務
1997年 東京大学医学部腫瘍外科・血管外科勤務

2000年 北青山Dクリニック開設

所属学会 日本外科学会
日本血管外科学会
日本消化器外科学会
日本脈管学会
日本大腸肛門外科学会
日本抗加齢学会