レーザー治療もさまざまdoctor-blog

下肢静脈瘤の治療法としてレーザー治療が普及してきましたが、
レーザー治療に用いられるレーザー機器の種類や方法にバリエーションがあることを皆さんご存知ですか?

そもそも下肢静脈瘤の血管内治療は10年ほど前から提供されてきましたが、
用いられるレーザー機器などの機械の成熟度が甘く、施術後の出血や痛みなどの合併症が問題となってきました。

最近使われだしたロングパルスYAGエンドレーザーが登場して
ようやくレーザー機器が完成されたという印象を持っています。

施術の完成度および施術後の合併症の少なさから、
この最新レーザーによって下肢静脈瘤のレーザー治療は成熟したようです。

今までの古いレーザー機器を使用するか、最新のレーザーを使用するかで、
治療後の経過が大きく異なる可能性がありますので注意しましょう。

監修医師

院長名 阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴

1993年 東京大学医学部医学科 卒
1993年 東京大学医学部附属病院第一外科勤務

虎ノ門病院麻酔科勤務
1994年 三楽病院外科勤務
1997年 東京大学医学部腫瘍外科・血管外科勤務

2000年 北青山Dクリニック開設

所属学会 日本外科学会
日本血管外科学会
日本消化器外科学会
日本脈管学会
日本大腸肛門外科学会
日本抗加齢学会