50代女性 潰瘍を伴う重症例varixlaser

患者さんは50代女性。

左下肢の痛みを主訴に来院されました。
大伏在静脈瘤で皮膚に潰瘍を伴う重症例でした。
2000nmの血管内レーザーで治療をし、術後6か月目に2回目の診察を行いました。

※治療の特徴・リスク・費用はこちら

治療前

1-11-1

治療後

1-11-1

重傷例に対する血管内治療でしたが、 順調に経過し症状が顕著に改善しました。

下肢静脈瘤は重症化すると治療を行っても簡単に回復しない場合が多いので、今回のケースは貴重な症例だと思います。

一般的には下肢静脈瘤の治療も、早期発見、早期治療が理想です。

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◆治療のリスク・費用◆
潰瘍を伴う重症な静脈瘤の治療

(特徴・リスク)

血管内照射術後に肉眼的な症状の回復には数か月~1年程度要します。
潰瘍の治療のために手術後の定期的な通院が必要です。

(治療費用)
保険適用レーザー
総額で25,000円(1割負担)~80,000円(3割負担)/片脚。

自費レーザーなど
総額が250,000~350,000円(税別)/片脚。

監修医師

院長名 阿保 義久 (あぼ よしひさ)
経歴

1993年 東京大学医学部医学科 卒
1993年 東京大学医学部附属病院第一外科勤務

虎ノ門病院麻酔科勤務
1994年 三楽病院外科勤務
1997年 東京大学医学部腫瘍外科・血管外科勤務

2000年 北青山Dクリニック開設

所属学会 日本外科学会
日本血管外科学会
日本消化器外科学会
日本脈管学会
日本大腸肛門外科学会
日本抗加齢学会