症例・治療事例CASE

ハンドベイン

【ハンドベイン】40代女性 両手、両腕の目立つ血管を目立たなくした例 21826

2021.07.09

治療前

治療前

治療後

治療後
ご相談内容 手、腕の血管拡張、脚の細かい血管が気になる。まずはハンドベイン治療を行い、脚の血管の治療も後々考えている。
治療方針 初診時(写真:治療前)、手の甲、および前腕の皮静脈の拡張顕著。両下肢に散在する蜘蛛の巣状静脈瘤を認める。両下肢のwebはG-YAGレーザー治療適応。 
今回はまずハンドベインの治療を希望。
治療経過 両手甲、両前腕の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:221+276=計497秒、総照射エネルギー:887+1105=計1192J)、血管を収縮させた。
治療状況 手術経過4日後に乾燥と痒みがあり、抗炎症外用薬を発赤部への塗布することで対処。術後3~4日は自制内の疼痛あり。術後約1週間目、包丁を持ったり少し動かしたりすると痛みが増すように感じるとのことで来院。受診時の診察で、経過は特に問題がなく、軽度の腫脹と発赤が見られた。包帯の圧迫強度の影響が考えられたため、包帯圧迫は解除し、消炎鎮痛剤を追加処方。
治療1か月後の受診でも経過は良好、痛みも改善した。しびれや冷えが軽度に残存。しこり感もやや遺残あり。暖かくなったら下肢の細かい血管も治療したいとのこと。
術後半年の経過観察時には後遺症の残存はなく経過は極めて良好。
治療期間 日帰り手術(1日)で、手術時間は1時間程度。
費用 治療総額(両前腕・両手甲):約90万円(税別)
治療のリスク 局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残ります。その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます(指先はフリーですので日常生活は問題ありません)。
手術当日は入浴に制限があります(翌日まで包帯を外せません)。
手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。
1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。

ハンドベイン(腕の血管)治療前

ハンドベイン(腕の血管)治療後

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